山形県天童市では、地産地消をテーマにした農作物の学習会が開かれ、子どもたちが旬の野菜の収穫を体験しました。
天童市道満(どうまん)地区にあるハウスを訪れたのは、元気いっぱいの子どもたち。
これから旬のほうれん草の収穫を体験します。


この食育体験会は、ヤマザワが地域の生産者たちと一緒に開くもので、子どもたちに、地元の旬の野菜のおいしさを感じてもらうことが目的です。

農家「こんなに根っこが埋まっているんだよ」

ほうれん草は、ビタミンなどの栄養素が豊富で、冬の寒さで甘みが増す、これからの時期に重宝する旬の野菜。

収穫のコツは、最初に根元の土を取り除くこと。そして、力いっぱい引き抜くと…

きょうの目標は、1人ほうれん草7束。
収穫したあとは、各家庭に持ち帰りおいしく食べるということです。
農家 片桐丈さん「とても楽しそうに収穫してもらってこちらもうれしくなった。栄養が豊富なので大きく育ってもらいたい」

ほうれん草が土の中でしっかりと根を張っていることや、収穫の大変さを学んだこどもたち。
園児「ちょっと固かったけど収穫できた」

園児「いつもお汁に入れている。(Qけっこう食べるんだ?)うん、けっこう食べる」

園児「(土を)掘るところが楽しかった。(Qどんな風にして食べたい?)グラタン」

初めての収穫体験で、こどもたちは元気いっぱいに食の大切さを学んだようでした。
