ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなった日本の「伝統的酒造り」です。

香川県多度津町で、この秋収獲したばかりの新米で仕込んだ新酒の初しぼりが行われました。酒造メーカー西野金陵の多度津工場です。しぼりたての新酒を神前に供えて、今シーズンの酒造りの成功と安全を祈願する「新酒初しぼりの儀」が行われました。

新酒には、この秋に収獲した香川県産の酒米「オオセト」が使われています。ここ数年、甘口傾向でしたが、スッキリと飲める辛口に仕上がったということです。

(西野金陵 酒井史朗製造課長)
「だんだんと寒くなってくるので、鍋とかが酒と合うと思うので、テーブルを囲んで食事をしてもらえたら」

新酒「金陵初しぼり」は、今月23日から約3万本が販売される予定です。