教員:
「サンズイがつく漢字、頭に思い浮かべて?」

矢野明希さん:
「はいはいはい!」



教員:
「はい、あきさん」
矢野明希さん:
「港!」

小さな体で1型糖尿病との日常に向き合わなくてはいけません。

給食の時間。

明希さんはまず自分の血糖値を測り、配膳された食事の糖を計算します。
そこで必要な量のインスリンをペン型の注射器でお腹に注射します。

西垣友香キャスター:
「給食前に準備すると大変じゃない?」
矢野明希さん:
「大変だけど、もう1年になるから慣れた」
「いつもは児童会室で打つ」

西垣友香キャスター:
「なんで?恥ずかしい?」
矢野明希さん:
「周りがまず男の子いっぱいだし、あまりこの辺では打ちたくないかな」

思春期の悩みもありました。
しかし明希さんの周りには笑顔が絶えません。