犯行前日、直哉は『シュッと殺ってしまえばいい』と話す
検察:
「犯行の前日、4月16日は何をしていた」
元夫:
「敦子から『ちょっと話したいことがある』と言われ、妻と一緒に大河原町のコンビニに向かった。その場には敦子のほか、直哉も集まった」
検察:
「どんな話をしたのか」
元夫:
「『隆一さんが美人局の証拠を持っていて、それを弁護士のところに持っていくらしい。なんとか止めたいけどどうすれば』という相談をされた」
検察:
「どうすることになった」
元夫:
「私の妻がこちらも弁護士を立てることを提案したが、直哉は『シュッと殺ってしまえばいい』と話していた。手で首を切るようなジェスチャーをしていた」
検察:
「それを聞いてどう思った」
元夫:
「その時は本当に殺害するのか半信半疑だった」