犯罪の捜査で重要な手がかりとなる似顔絵を描く技術を向上させようと、愛媛県警の刑事たちを対象に講習会が開かれました。
あいテレビの警察担当記者も似顔絵に挑戦しました。
講習会には県内の警察署などに勤務する刑事ら22人が参加し、モデルの女性を見ながら30分ほどの時間で似顔絵を描きました。
この後、指導員を務めた鑑識課の刑事が描いた似顔絵と出来栄えを比較し、描き方のコツを学びました。
指導員によると捜査用の似顔絵は、うまいか下手かではなく顔の特長を捉えることが重要で、目は上まぶたから描くなど顔のパーツごとに描き方があるということです。
取材した記者も似顔絵づくりに挑戦してみました。
黒川記者
「私が描いた絵を講評いただきたいと思います」
指導員
「眼鏡、ショートヘア、眉の特徴がとてもよくとらえられていると思う。目が少し細い感じの人なので細くしてあげるともっとよかったという感じです」
実際の捜査現場では、目撃者の証言をもとに似顔絵を描くことが多く、目撃者から顔の特長を聞き、絵を見せながら修正を重ねて完成させるということです。
県警では今年に入って先月末までに29件の似顔絵が作成され、そのうち窃盗など11件で容疑者の特定に役立ったということです。
注目の記事
物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
