次は再び外へ移動して庭園へ向かってみたいと思います。

ところでこの南昌荘ですが、取り壊しの危機に見舞われた過去があります。
1987年にマンションを販売する大手の不動産会社が買収に動きましたが、当時見事な庭園を残そうと、現在のいわて生協が所有を決め、今に至っています。

さて、建物の軒先から出て向かう先にあるのが先ほどもご紹介したこちらの庭園です。
池の周りを取り囲むように植えられているヤマモミジやシダレカツラが、18基の照明によって美しく照らし出されています。

今の時期、木々の葉のグラデーションは日々変化していて、紅葉はさらに深まりを見せます。
南昌荘の紅葉ライトアップは13日から17日、日曜日までの5日間の開催で、期間中は午後4時半に照明が灯され、午後7時半まで楽しむことができます。

入場できるのは午後7時までですので注意してください。この時期だけの特別な景色を、皆さんもたっぷりと楽しんでみてはいかがでしょうか。