低学年層で広がる 子どものSNS被害

南波キャスター:
日本に話を移していきます。若者のSNS利用、例えばオーストラリアですと10代で97%が使ってるということなんですが、日本では、10代ではなく中学生の96%、2022年の88%からまたさらに増えてきているということです。

SNSの被害について、2014年から2023年に関しては、これだけ普及しているということを考えれば、数自体はそこまで増えていないというふうにも感じるかもしれないんですが、小学生の被害がかなり今、数としては増えてきていると。

具体的な例としては、オンラインゲームで性的な画像を求められたり、最初優しく声をかけられ信用して会って監禁されるというような犯罪の被害も今増えてきているということです。

井上キャスター:
闇バイトもありますからね。

元競泳日本代表 松田さん:
そうですね。やはりSNSを通じてそういう犯罪に巻き込まれてしまう可能性ありますから。私も親として子供が小学生ですけど、やっぱり高学年になったらスマホ欲しいなんて言ってたりしますし、今後どうやって向き合っていくのかは考えていかなきゃいけないなって思ってますね。

ホランキャスター:
犯罪だけでなく心を病んでしまったり、命を絶ってしまったり、そのきっかけにSNSがというケースもありますので、やはり真剣に考えていかなきゃいけない問題だなと思いますよね。

井上キャスター:
いい面もあるんですけどね。

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<プロフィール>
松田丈志さん
元競泳日本代表
五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父