鹿児島県東串良町のピーマンとキュウリが出荷の時期を迎え、12日、出発式がありました。

かごしまブランドに指定されている東串良のピーマンとキュウリは、東串良町を中心に鹿屋市と肝付町が産地で、県内一の生産量です。

今月、曇りの日が多かったため、12日は例年より少ない出荷量ですが、今後徐々に回復する見込みで、品質は良好だということです。

出発式では、農家らに見守られながらトラックが出発しました。

(東串良町園芸振興会 永野敏郎会長)「おいしいピーマンやキュウリを、年間通じて消費者に届けていきたい。(食べ方のおすすめは)キュウリはわさび漬け、ピーマンの場合は塩こんぶ和えが代表的」

東串良のピーマンとキュウリは、関西や福岡などに向けて来年6月にかけ出荷されます。出荷量と販売額は、ピーマンが4400トンで25億3000万円、キュウリが2600トンで8億7100万円を見込んでいます。