医療法人徳洲会の設立者で、今年7月に86歳で亡くなった元衆議院議員の徳田虎雄さんをしのぶ会が12日、ふるさと徳之島の3町合同で開かれました。
徳田虎雄さんは1938年、鹿児島県の徳之島町で生まれ、1975年に医療法人徳洲会を設立し、日本最大級の医療グループを築きました。政界にも進出し、自民党の保岡興治さんとの激しい選挙戦は「保徳戦争」と呼ばれました。
2002年に難病のALSを発症して政界を引退し、今年7月、神奈川県内の病院で86歳で亡くなりました。
徳田さんはふるさと徳之島に病院などを整備し、離島医療の充実に力を入れてきたことから、徳之島3町全てで名誉町民に選ばれました。
12日、3町が合同で開いたしのぶ会には、島内外からおよそ450人が参列しました。

(徳之島町から)「あらためて大きな貢献に触れることができて、来てよかったと思った」
(伊仙町から)「きょう本当にしみじみと偉大さを痛感。ありがとうございますという気持ちでいっぱい」
参列した人たちは、徳田さんが離島医療にもたらした功績をしのんでいました。














