石破氏が総理大臣に 厳しい政権運営

そして、午後の本会議で行われた総理大臣の指名選挙。

衆議院は1回目で過半数に達せず自民党の石破総裁と立憲民主党の野田代表による30年ぶりの決選投票が行われました。

その結果ー自民党の石破総裁第103代内閣総理大臣に選ばれました。

ただ、衆議院で与党が過半数を割り込む中、石破総理は厳しい政権運営を迫られることになります。

自民党 藤丸敏氏(福岡7区)「安定多数がいいとは限らない。時代は複雑なんだから、いろんな人の意見を取り入れて国づくりをしていくということが大事だと思いますね」

立憲民主党 城井崇氏(福岡10区)「具体的な政策提案と税金の無駄使いの見直しを含めた行政の監視。本当の意味で政権交代をかけて戦う次の衆議院選挙に向けて国民、有権者の皆さんの信頼を厚くいただけるものだという風に思っています」

一方、無所属で戦うのは今回が最後と話していた福岡9区の緒方林太郎氏は、石破内閣の動向を注視したうえで対応を検討したいと話します。

無所属 緒方林太郎氏(福岡9区)「いいものはいい悪いものは悪いというのを正直に語ってきたということについては自分自身自負をいたしております。そういう姿勢は少なくともきょう、明日でそれを変えるというつもりはないです」