宮崎県内の優れた文芸作品を選ぶ「みやざき文学賞」の今年度の入賞者が発表されました。

今年度の「みやざき文学賞」には、小説や短歌など6つの部門にあわせて574点の応募があり、第一席から佳作までの48作品が入選しました。

各部門の最優秀賞にあたる第一席は、小説部門が杉尾周美さん。
随筆部門が下野昌代さん。
詩部門がペンネーム・千葉まほさん。


そして、短歌部門が片山佳代子さん。
俳句部門が野田一穂さん。
川柳部門にペンネーム・植田のりとしさんが選ばれました。



県芸術文化協会によりますと、今年度の応募数は、過去最少となっていて、特に小中高校生の出品が減少。

要因として、活字離れが進んでいることやコロナ禍以降、社会活動が活発化していることなどが挙げられるということです。

表彰式は来年2月に行われ、今後、入選作品などをまとめた作品集が発行されることになっています。