陸上自衛隊岩手駐屯地でバス運転士の体験試乗会が行われました。
ほとんどが大型免許を持つ自衛隊員の退職後の再就職を考えての取り組みです。

これは運転士の不足から市内を走るバスの減便に直面している滝沢市が、陸上自衛隊東北方面隊や県交通の協力を得て初めて行われたものです。
8日は岩手駐屯地内の自動車教習所での体験試乗に、希望した隊員31人が参加しました。

業務の特性から50代半ばで定年を迎える自衛隊員の再就職先としてバス運転士は親和性が高いと期待されています。
(岩手県交通・本田会長)
「路線バス事業は、決められた時間に決められたルートを運行する。定時定路線の運行が生命線です。規律を重んじる仕事をしてこられた方が路線バス事業を第2の職業として選んでいただきたいと強く感じています」