後遺症で悩む消防士「急激に23~4㎏は痩せた」
ワクチンの後遺症で児玉医師のもとを訪れるのは倉田さんだけではない。消防士の綾均さん(48)。もともとは屈強な体つきだったが接種後に激しく衰弱したという。
(綾均さん)「(接種直後は)動けない。とりあえず倦怠感が激しくて、2~3カ月で急激に23~4kgは痩せたんじゃないかと思います」
他の病院では「心の病だ」と取り合ってもらえなかったが、現在はここで治療を受け少しずつ回復しているという。この病院に通う患者は他で十分な治療を受けられなかった人が少なくないと児玉医師は話す。
(児玉慎一郎医師)「ほとんど治療を手がけていない状況で(病院を)転々としている人が多い。社会的にあまりにも放置されすぎているので、そこがやはり問題だと思う」