自転車の事故の怖さを改めて確認しました。
宮崎市の高校でスタントマンが事故の様子を再現する交通安全教室が開かれました。

これは、JA共済連宮崎と県警察本部が開いたもので、宮崎工業高校の全校生徒およそ800人が参加しました。

交通安全教室では、プロのスタントマンが自転車と歩行者の衝突事故や、ヘルメットを着用していない場合の事故などを再現しました。

(生徒)
「普段自転車を使っているので、改めて気を付けて運転して、周りを見ようと思った」
「身近なことだなと思ったので、しっかり今後気を付けたい」
「一番は頭を守ることが大事だなと思ったので、(今は)ヘルメットをかぶっていないので、しっかりヘルメットをかぶろうと思った」

県警によりますと、県内では、今年に入って先月末までに自転車が関係する事故が217件発生し、このうち52件が高校生が絡む事故だということです。

また、県内のヘルメット着用率は今年7月時点で8.1%と、九州で最下位となっていて、警察はこうした教室を通じて着用率アップを図りたいとしています。