盗んだ理由について、渡辺被告は
「自分も強い気持ちになれると思った。妻と意見がぶつかった時に言い負かされることが多かったので、精神的に対等になれると思った」

渡辺被告は妻と長女を殺害する前、離婚話をめぐり激しく口論になったと説明。
妻に「一緒にいてくれてありがたく思いなさい」などと言われ、「我慢できないと思い、妻の後ろからロープを首に回して絞めました」と話しました。

また長女を殺害した理由については、「妻を殺すところを見ていたし、娘の顔が妻に見えてしまった」と述べました。

8日は弁護側の証人として渡辺被告の父親が出廷する予定です。
判決は22日に言い渡されます。