教室に登場したクレーンゲーム。子どもたちに理科のおもしろさを体験してもらおうと、鹿児島大学が奄美市の小学校で出前授業を開きました。
鹿児島大学は、2年前から奄美群島で理科の出前授業を行っています。6日は物理学などを専門とする理学部の小山佳一教授が、奄美市の名瀬小学校で磁石を使った実験をしました。
世界で最も強力とされるネオジム磁石の実験です。いくつもの鉄球が次々と磁石に引き寄せられていく様子に、子どもたちは見入っていました。
クレーンゲーム歴30年以上で、物理学の視点で研究もしている小山教授。アームには電流を流すことで磁力を持つ「電磁石」が使われていて、6日の授業では手回しの発電機でアームに電流を流し、人形などを持ち上げました。
(6年生)「磁石が身近に使われていて、磁石の素晴らしさを知ることができた」
(6年生)「(磁石が)クレーンゲームや車など、いろんなものにも使われていることを知らず、すごいと思った」
(鹿児島大学 小山佳一教授)「きょうはクレーンゲームで楽しんでもらったが、こういった形で理科を好きになってほしい」
実験のおもしろさを体験した子どもたち。理科に興味を持つ1日となったようです。














