来年の春まで通行止めとなります。
宮城と山形をつなぐ山岳道路、蔵王エコーラインは5日夕方、道路の凍結などに備えて冬の閉鎖期間に入りました。

5日、午後5時すぎに、標高およそ1100メートルの蔵王エコーラインのすみかわゲートで、管理会社の担当者がゲートの門を閉めました。
そして、門にかぎをかけたあと、通行止めを知らせる看板を設置しました。

冬季閉鎖となったのはすみかわゲートから山形県上山市の蔵王坊平までの16.5キロです。

蔵王では、10月20日に山頂付近で霧氷が発生し、去年より2日早い初冠雪となりました。
その後は、暖かい日が続いていて、日中は5日まで通行が可能になっていました。

管理会社の担当者:
「ゲートを閉めますと冬が来たなという感じがします。来年の春までどのくらい雪が積もるのかなと。(来春)県内外、海外からたくさんのお客に来ていただくことを期待しています」

冬期閉鎖は、来年4月25日の午前11時までとなっています。