踏切事故を防止しようと、愛媛県松山市内の小学生が脱出訓練に参加し、踏切内に閉じ込められ時の対処法などを学びました。
四国運輸局などが展開する「踏切事故防止キャンペーン」に合わせ、伊予鉄道が高浜線の踏み切りで実施した訓練には、松山市立味酒小学校の5年生34人が参加しました。
中では、車に乗っていて踏切内に閉じ込められた場合、遮断機の棒を持ち上げて脱出したり、発煙筒で電車の運転士に知らせたりする方法を学んだほか、非常用ボタンについても実際に押していました。
(参加した児童ら)
「踏切の中に閉じ込められた時に、どのようにしたら出られるかということが分かった」
「踏切を車がそのまま行って、持ちあがるということが衝撃だった」
「そういうのが(発煙筒)必要なんだよと(親に)教えてあげたい」
四国運輸局によりますと2023年度、四国4県では踏切事故が20件発生し、7人が犠牲になっていて、いずれも前の年度より増加したということです。
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