生産地の北限とされているレンコンの収穫が、いま宮城県栗原市で最盛期を迎えています。

栗原市特産の伊豆沼レンコン。

生産者の一人、大場康弘さんはおよそ1ヘクタールの水田で栽培しています。
5日も腰近くまで水に浸かりながら、レンコンを掘り起こす作業に追われていました。

伊豆沼では、40年ほど前に水害でハスが全滅したことから、田んぼでレンコンを栽培するようになり、現在は10戸の農家が取り組んでいます。

伊豆沼レンコン生産者 大場康弘さん:
「できるだけお客に迷惑をかけないように(出荷を)切らさないように数を店に納められるように頑張っている。これからますます寒くなると糖度も上がってくる。シャキシャキとした感覚で食べられる」

今年も例年と同じ9月上旬から収穫が始まり、夏の猛暑の影響もなく生育は順調だということです。伊豆沼レンコンの収穫は来年3月まで続き、県内のスーパーや農産物直売所などで販売されます。