曽於市で伝統の「弥五郎どん祭り」が開かれ、伝説の巨人が街を練り歩きました。
岩川八幡神社を出発したのは、身の丈およそ5メートル、伝説の巨人・弥五郎どんです。
ギョロリとした目が特徴で、大和朝廷の時代に活躍した隼人の首領などがモデルとされます。今年は、4年ぶりに新調された着物で登場しました。
威勢のいい太鼓に先導されて、弥五郎どんは、街を練り歩きます。最大の見せ場は高架橋の通過で、巨体をそらしながら、くぐりぬけると大勢の人たちから歓声が上がりました。
(観客)
「みなさんが力を合わせ、感動した」
「すごい迫力でびっくりした。(高架下では)倒れるんじゃないかと、ヒヤヒヤした」
「人形が動いているような迫力があった、すごく見ごたえがある瞬間だった」
弥五郎どんを間近で見た人たちは、その迫力に感動した様子でした。














