きょうから11月です。自転車を運転しながらスマートフォンを使う、いわゆる「ながらスマホ」の罰則が道路交通法の改正で強化されました。

こちらをご覧ください。自転車のながらスマホはこれまで、5万円以下の罰金となっていました。これが、きょう1日からは、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金と厳しくなり、事故を起こせば、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
厳罰化の背景にあるのが、後を絶たない事故です。県内の実態を取材しました。
(記者)「生活に欠かせない存在ともいえるスマートフォン。ついやってしまっている人もいるかもしれません」
多くの自転車や歩行者が行き交う昼どきの鹿児島大学周辺です。自転車の様子を見ていると、スマートフォンを手に持って、画面を見ながら運転する人もいれば、画面を操作しながら運転する人も。

多くの歩行者が行き交う中、視線は前の歩行者ではなく、スマホに向いていました。
取材した2時間の間に、およそ15人のながらスマホを確認しました。こうした自転車の「ながらスマホ」にヒヤッとした経験をした人も…。
(30代 パート)「スマホ見ながらとか電話しながら、ふらついている人も見るのでちょっと怖い」
(30代 会社員)「横断歩道を渡る時に(自転車が)ビュンと行くこともあるので、前を見てないと歩く人も不安」














