11月11日は水族館の人気者チンアナゴの日とされています。
細長くかわいらしい姿が数字の「1」に見えることが由来です。



仙台うみの杜水族館ではきょうから特別展示が始まりました。
砂の中からにょろりと顔を出す「チンアナゴ」。
体長35センチほどのアナゴの仲間で、その可愛らしい見た目が特徴です。
仙台うみの杜水族館では、海底の砂から体の上の部分だけを出し、仲間と並んでゆらゆら揺れる姿を楽しむことができます。



男の子「チンアナゴってなんでみんな同じ向きに向いてんだ?」
男の子「お腹の部分の丸いつぶつぶの模様がかわいい」
訪れた親子「かわいい。みんな同じ方を向いているし。流れの方を向いているって言いますよね」


特別展示では、チンアナゴの生態や特徴を飼育員お手製のイラストなどで紹介しています。
1階のミュージアムショップでは、ペンや定規などのグッズが集結しているほか、期間限定のくじでは、特大のぬいぐるみが当たるかもしれません。


玉置佑規アナ「チンアナゴの気分が味わえる顔出しパネルも準備され、チンアナゴファンにはたまりません」

仙台うみの杜水族館 飼育員・角張博聡さん
「通常のゆらゆら揺れている姿もかわいいが個体によって性格が全然違う。ケンカしている様子やあまり出てこない個体もいるので、チンアナゴ1匹1匹の個性を見てもらえると楽しいと思う」

特別展示は「チンアナゴの日」当日の11月11日までで、11日のみ午前11時11分からチンアナゴの水槽の裏側を見ることができるバックヤードツアーが開催されます。
参加者は先着11人に限られていて、当日に限り受付で申し込むことができるということです。

なぜチンアナゴがみんな同じ向きを向いているのかというと、水が流れてくる方を向いてプランクトンを食べているからなのです。
よく見ると口をパクパクさせています。


水槽の中に一緒にいる白とオレンジの縞模様は「ニシキアナゴ」と言って「チンアナゴ」の仲間ですが、種類は別なんです。
「チンアナゴの日」に向けての豆知識でした。