◆高校の中途退学率 ワーストは奈良県

高校の中途退学率については、ワーストが奈良県で2.3%。以下宮城県2.1%、沖縄県1.9%、茨城県1.8%と続きます(全国平均1.5%)
◆いじめ認知件数は増加
いじめについては、件数自体が多いのは、東京都・大阪府・千葉県の順ですが、小中高・特別支援学校を合わせた1000人あたりの認知件数が最も多かったのは、山形県117.7件、続いて山梨県102.3件、北海道が101.4件となりました。いじめ認知件数は総計73万2568件で前年度から7.4%増加しました。
増加した背景として、いじめの積極的な認知に対する理解が広がったことや、アンケートなどにより児童生徒に細やかに目配りできる体制などが考えられるということです。
いっぽう、「いじめの重大事態」は1306件で過去最多、前年度から42.1%も増えました。文部科学省は、来年度以降、新たに警察OBなどの専門家を『いじめ対策マイスター』として教育委員会に配置し、いじめ事案への対応や加害側への指導などに取り組みたいとしています。














