路線バスが少なく交通の便が悪い地区で移動手段を確保する取り組みです。
仙台市太白区の郡山・八本松(はちほんまつ)地区で乗合バスの試験運行が始まりました。

太白区の郡山・八本松地区で試験運行が始まったのは、乗合バス「はちこおバス」で1日に出発式が行われました。

運営は地元の町内会が主体となり仙台市が補助金を出します。
乗合バスは、月・水・金の週3日、一日6便運行されます。
運賃は大人300円、小学生150円、70歳以上や障害者は100円です。
利用した人
「買い物とかね、病院とかね、路線バスが通らない所、歯医者とか行けるので便利です」
「免許返納した人とかもいるのでこれから返納する人が増えてくるんじゃないですかね。このバスが使えるとなればなおさら」
国道4号より東の東郡山地区は路線バスの便が少なく、高齢者らから買い物や通院に不便との声があがっていました。

郡山・八本松地区地域交通検討会 庄司誠喜 会長
「経済的にも助かる方が多くなる。生活している人の便利さが一番大事なのでそれが確保できるのが一番いいかなと思ってます」

はちこおバスの試験運行は2025年3月までで、3年後の本格導入を目指しています。