高知県内の“龍馬像”徹底調査。続いては、香南市の龍馬歴史館です。まず入り口に1体。さらに、館内に入ると…龍馬の31年にわたる生涯が“蝋人形”で再現されています。

蝋人形の龍馬像 龍馬歴史館(香南市)
赤ちゃんのころの龍馬像 龍馬歴史館(香南市)
少年時代の龍馬像 龍馬歴史館(香南市)
いろいろな龍馬像 龍馬歴史館(香南市)
いろいろな龍馬像? 龍馬歴史館(香南市)

■もしかして…キリがないのでは…?

1つ1つ数えるのは無理がありそう。ということで、公式の数を知るべく訪れたのは、高知県観光政策課。鈴木康正課長に話を伺いました。

▼県観光政策課・鈴木康正課長
「かなりあるということは承知しているが、実際の数となると正直把握はしていない…」

高知県「正直把握していません…」


▼県観光政策課・鈴木康正課長
「民間の施設とか、そういったところにも龍馬の像があるので、そこをすべて把握するのは難しい。」


龍馬像は個人や店単位でも設置できるため、その数は年々増え続けていて、把握は難しいのだそう。確認できた中で最も新しい龍馬像は、JR入明駅にあるこちら。

最も新しい?龍馬像 JR入明駅前(高知市)


こんな変わった姿をした龍馬像も…!南国市の飲食店前に置かれた、その名も「リョーマの休日」です。そこには、肘をついて寝そべる龍馬の姿が。足元を見てみると、ブーツが脱げてしまっています。

休日の龍馬像(南国市)
「疲れたぜよ」ブーツを脱いだ龍馬像…の足(南国市)


▼現代企業社・大西みちる副社長
「桂浜の坂本龍馬像が、あまりにも長い間立っている姿を見ているので、『ちょっと龍馬もゆっくりしていきや』という意味で、リラックスした龍馬を像にしてみようと。」


全長は、桂浜のものと同じ5.3メートル。キリッとした立ち姿とのギャップに、SNS上では…

寝ころんだ龍馬像にSNSでは


▼SNSでの反応
「面白くていいなーと思う!」
「龍馬もまさか自分の像がギャグのために作られるとは思ってなかっただろうな…」

▼現代企業社・大西みちる副社長
「高知龍馬空港からも近いので、県内外のお客さまから喜んでもらっている」

“龍馬”は高知の観光資源として、それぞれの場所で大活躍していました。さて、今回の調査で確認できた龍馬像の数は…実に62体でした!ちなみに、龍馬像は県内のみならず、北は北海道から南は鹿児島まで、全国の龍馬ゆかりの地に設置されています。龍馬さん、これからも高知の魅力を全国に発信し続けてください!頼むぜよ!