■高知が生んだ英雄 “坂本龍馬” 龍馬像は何体あるの?
高知県といえば、“カツオ”に“よさこい”そして、“坂本龍馬”!その中から今回は、坂本龍馬についてのある謎を徹底調査しました。その謎とは、龍馬像の数。高知で愛される坂本龍馬の『像』は、いったい、何体あるのでしょうか。
▼近藤雅之アナウンサー
「ありました!坂本龍馬像!でっか…」

高知市桂浜の「坂本龍馬像」。1928年、高知県内の有志が、募金活動で集めた資金を元に建てられたもので、像本体の高さは、実に5.3メートル。100年近くたった現在も、高知を代表する観光スポットの1つとして親しまれています。
桂浜にいる龍馬はこのほかにも。坂本龍馬記念館の前には、「シェイクハンド龍馬」、その後ろにも…よく見ると小さめの龍馬が。さらに館内をめぐると、常設展示室、本館の1階、2階、ミュージアムショップにも、大小さまざまな龍馬像が置かれています。


そういえば、JR高知駅の前にも中岡慎太郎や武市半平太と並んで龍馬の姿が…。ここで、『1つの疑問』が生まれました。
▼高知県民
「7つくらい?JR高知駅にできてからは、あちこちに龍馬がいる気はする。」
「2つ!…しか知りません…2つで!」
「考えたことない…」
▼高知県民
「県内ですよね?となると、大体200はありそうだなと思う。まだあるかな?自分の勝手な予想ですけど結構いろいろなところにある感じがするので。」

■【調査の対象】1・龍馬の姿をした立体物 2・大きさ、素材は問わない 3・一般に公開されているもの 4・土産物店などで売られているものは除く

まず、高知市の「龍馬の生まれたまち記念館」では、少し厳しい表情をした像がお出迎え。館内にもベンチに座ったものや、横に立って背比べができるものなど、合わせて5体があります。


こちらの龍馬は、なんと小学校の玄関の上に!なぜここに置かれたのかは分からないそうですが、毎日、子どもたちを優しく見守っています。




日本サンゴセンターの前に鎮座するのは大理石の龍馬。さらに店内には、サンゴでできた龍馬像が!サンゴ彫刻家の前川泰山さんが作ったこの作品。砕かれた色とりどりのサンゴを使い、顔が細かく形作られています。

▼ワールドコーラル・近藤健治社長
「目のちょっと鋭いところとか、全体的に優しい表情になっているところ、サンゴで作っているというのは本当にびっくりする。すごい技術が使われている。」
南国市の「ゆず庵」にも、2体が飾られています。
一方こちらは、全国的にも珍しい、人の名前を冠した「龍馬郵便局」。入り口と、ポストの上にも小さな龍馬が。ちなみに、ハガキに押す消印にも龍馬がデザインされています。

