現代アート界を代表する作家バンクシーの作品の版画展が、30日から宮崎市で始まりました。

バンクシーは、政治や戦争など現代社会の問題について訴えた絵を世界中の街の壁などに描いていることで知られ、その素性はなぞに包まれています。

宮崎市のイオンモール宮崎で始まったバンクシー版画展では、長年にわたりバンクシーの複製作品を手掛けているイギリスの工房が作った版画およそ60点を展示。

バンクシーを象徴する「風船と少女」や、ロシアによるウクライナ侵攻を痛烈に批判した「柔道」などの作品が並んでいます。

(アートコレクションハウス 石原隆司さん)
「バンクシーというのは、全世界の壁に『愛』と『平和』のメッセージを描いて回ってるということで、その愛のメッセージというのを皆さんに感じていただければ幸いだと思います」

バンクシー版画展は、イオンモール宮崎で11月4日まで開かれています。