特殊詐欺の被害を防ごうと30日朝、仙台駅前で生命保険会社でつくる協会が通行人にチラシを配り注意を呼びかけました。
JR仙台駅前では、生命保険会社の社員や警察官ら35人が詐欺の手口が書かれたチラシなどを配り通行人に注意を呼びかけました。県の生命保険協会は、生命保険の解約金をだまし取る詐欺被害が全国で多発していることを受け、2019年に県警と協定を結び被害を防ぐための取り組みを続けています。
生命保険協会宮城県協会 谷拓也会長:
「少しでも特殊詐欺の防止に。我々生命保険協会の活動を通じて防止に努められれば」

県警によりますと、県内の特殊詐欺被害の件数は9月末時点で262件、被害額はおよそ8億7000万円と件数、被害額ともに去年の同じ時期より増えています。

また、急増するSNS型投資詐欺やロマンス詐欺を含めた被害額はおよそ22億円にのぼっています。