「就職氷河期世代」の正規雇用や再就職を支援しようと30日、仙台で合同企業説明会が開かれました。
この合同企業説明会はバブル崩壊後の景気低迷期に就職活動をしていた30代後半から50代前半の「就職氷河期世代」を支援しようと、宮城県と宮城労働局が主催しました。

30日は、県内に事業所を置く飲食や製造業、医療福祉など49の企業がブースを出し参加者に業務内容や福利厚生について説明しました。
訪れた人(50代):
「フォークリフトの免許を持っているので、それを活かしたいと思っている。自分に合った仕事があれば」
県雇用対策課 永田梨絵主任主査:
「(就職氷河期世代は)非正規での雇用や望まない職種に就職し、辞めたりしている。正社員採用に繋がるように企業と話をしてマッチする企業を見つけてもらえればと」

県は、来年2月頃にも合同企業説明会を開く予定で就職氷河期世代を対象に支援を続けることにしています。