宮崎県えびの市では、小学生が高校生と一緒に、昔ながらの鎌を使った稲刈りを体験しました。

これは、えびの市の飯野小学校が食育の一環で飯野高校と連携して、毎年、実施しているもので、29日は小学5年生と高校生、およそ90人が参加しました。

ヒノヒカリが黄金色に色づいた10アールほどの田んぼで参加者たちは鎌を使って稲を刈り取った後、足踏み式の脱穀機を使い昔ながらの米作りを体験しました。

(児童)
「楽しかったし、脱穀機で昔の人はすごいなと思った。おにぎりとか、そういう、ごはんになったらいい」
「難しかったけど、JAや先生たちが分かりやすく教えてくれたので楽しかった。家庭科の時間に、ごはんを食べるのが楽しみ」

収穫したお米は、後日、家庭科の授業で食べるほか、児童たちが持ち帰るということです。