《実験》歩行者の見落とし どれだけ増える?
ながらスマホでどのくらい注意力が低下するのでしょうか。KDDIなどが大学生11人を対象に行った実証実験をみてみましょう。
参加者の視線の動きを調査すると、歩行者を見落とした回数は、適切な運転では平均1.3回だったのに対して、「ながらスマホ」の運転では平均2.0回。「見落とし率」は5割増えました。
また、歩行者を認識するまでの時間は、適切な運転では平均1秒だったのに対して、「ながらスマホ」の運転では平均1.7秒に遅れました。

(スタジオ)
まさやんキャスター「歩きスマホもですが、他の歩行者や自転車が危険なのはもちろん、『ながらスマホ』をしている本人が一番危険にさらされる。その自覚を持たないと、なかなか減らないと思います」
後生川凜アナウンサー「街中でも、結構見ますもんね」
まさやんキャスター「厳罰化されたから…ではなく、とにかく自転車の運転中はスマホはしまっておく、と意識しておく方がいいですね」