詐欺の被害です。宮崎県小林市の60代の男性が、SNSで知り合った人物から投資話を持ちかけられおよそ1600万円をだまし取られました。

警察によりますと、小林市の男性は、今年1月ごろ、SNSで日本人女性を名乗る人物と知り合い、「叔父の指導のもとで金資産管理取引を行い利益を得た」などと投資を勧められました。

その後、男性は、女性の叔父で中国籍の経済学者を名乗る人物から投資用のアプリを紹介されるなどし、現金を振り込んだところ、アプリ上で収益が出たことから、12回にわたってあわせておよそ1600万円を振り込んだということです。

男性が出金しようとしたところ、「出金するには税金がかかる」などと言われたため、不審に思い、警察に相談して詐欺だと発覚しました。

県警察本部によりますと、県内では今年に入って先月末までにSNS型投資詐欺の被害が42件確認され、被害総額は4億8700万円余りに上っています。