自民・公明の与党が過半数割れの惨敗となった衆議院選挙から一夜明け、自民党の小泉進次郎選対委員長が引責辞任しました。党内からは石破総理の責任を問う声も上がり始めています。
15年ぶりに与党の過半数割れとなった衆議院選挙。自民党では午前、臨時の役員会が開かれ、重苦しい空気の中、選挙結果の報告が行われました。
石破総理は…
「こういう時こそ結束していこう」
こう話し、党の立て直しを呼びかけた石破総理。
しかし、役員会が終わった直後、事態は大きく変わります。
自民党 小泉進次郎 選対委員長
「選対委員長としてのこの結果の責任を受けて職を辞しますと。その辞表を提出して、受理していただきました」
衆院選の勝敗ラインとして掲げた「与党で過半数」に届かなかった結果に小泉氏は「選挙責任を負うべきは選挙対策委員長だ」として、石破総理に辞表を提出しました。ただ、党内からは…
自民党中堅議員
「小泉さん1人辞めて済む問題じゃないよ。石破さんが辞めないと党内の収まりがつかない」
公示前256あった議席が191へと65議席減らす惨敗となる中、党内からあがる石破総理の退陣論。
こうした中、石破総理は午後、会見を開き、“政治改革などに先頭に立って取り組む”として続投する考えを示しました。
石破総理
「国政の停滞を避け、政治改革や経済対策などの課題に先頭になって取り組み、日本創生を実現してまいる所存です」
また、選挙結果については“厳粛に受け止め、自民党は生まれ変わらなければならない”と訴えました。
石破総理
「有為な方々を多く失ったことは痛恨の極みです。これを真摯に厳粛に受け止め、我が自由民主党は心底から反省をし、生まれ変わっていかなければなりません」
石破総理は敗因にもなった「政治とカネ」の問題については抜本的な改革を行うと強調。
▼使いみちが不透明だとして選挙戦でも批判の対象となった政策活動費の廃止や、▼いわゆる“旧文通費”の使いみちの公開や残金返納について速やかに実現するため、党に指示を行うと明らかにしました。
今回の選挙では、▼小里農水大臣と、▼牧原法務大臣が落選したほか、連立を組む公明党の石井代表も落選するなど、石破政権へのダメージは大きく、今後の政権運営は厳しさを増しています。
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