■心配な個人情報の漏洩 周知の察知能力を高め「皆さんの情報は守っていく」

国山キャスター:
お話ありましたけども、個人情報の漏洩が心配、という声も実際上がっている。
加えて、日本全体で考えたときにセキュリティ面を巡っては、先日も政府サイトや東京メトロ、JCBなどのホームページが一時閲覧できない状態になった。「サイバー攻撃」なども今非常に懸念されている中で、実際に新ロシア派のハッカー集団がほのめかしています。日本は本当にこのセキュリティ面大丈夫なのか、という声もあると思います。

河野デジタル大臣:
マイナンバーカードについて言えば、もう券面に書いてある▼氏名、▼住所、▼生年月日、▼性別、これしかカードには入ってません。ですから、マイナンバーカードを作ったからセキュリティにリスクがあるとか、個人情報が流出するリスクが高くなるということは全くないです。
それからサイバー攻撃というのは、もう世界中であります。いかにそれをうまく察知をして対応するかというのが大事ですから。6日にDDoS攻撃と言われるある種のサイバー攻撃を受けた結果、一時政府のサイトの閲覧に問題があるということになりましたので、ここは少し察知能力を高めようということで作業をしております。
これはおそらくどこの国でも100%全部防ぐということはできません。いかにそれを早く察知して、いかに早く対応して、いろんな仕組みで、例えば日本の場合には、1か所に情報を集めるということをしません。いろんな官庁に担当するものだけ持ってもらって、だからどこかに漏れがあっても、それが全部自分の情報が流出するということにはならないようになっています。
仕組み上も、あるいはサイバーセキュリティの強度についても、あるいはその後の対応についてもできる限りのことをしっかりやって、皆さんの情報は守っていきたいと思ってます。