衆議院選挙、石川2区は自民党の前職・佐々木紀(ささき・はじめ)氏が当選を確実にしました。

佐々木氏は能美市出身の49歳。

2012年の衆議院選挙で、森喜朗(もり・よしろう)元総理の後継候補として初当選しました。

佐々木さんの出陣式には、選挙区内の市長や町長、それに自民党の県議全員が顔をそろえ、「オール南加賀」での選挙戦を展開しました。

自民党派閥の裏金問題をめぐっては、佐々木氏自身も政治資金収支報告書への不記載があったとして、今回、比例代表との重複立候補が認められませんでした。

そんな中でも、選挙戦では党の盤石な組織力と4期12年の実績をアピール。

北陸放送が期日前を含め投票所で行った独自の出口調査と、これまでの情勢取材に基づき、佐々木さんの当選が確実となりました。