9月、宮崎市で開催されたアイドルグループ日向坂46の野外音楽イベントについてです。
宮崎大学とライブの主催者がイベントの経済波及効果について合同で調査した結果、経済効果が29億900万円にのぼることが明らかになりました。
先月7日と8日の2日間にわたって宮崎市の県総合運動公園で開催され主催者発表でおよそ4万人が訪れた日向坂46の野外音楽イベント「ひなたフェス2024」。
宮崎大学とライブの主催者は来場者向けにオンラインアンケートを実施し、回答を分析したところおよそ29億900万円の経済波及効果があることがわかったということです。

アンケートの分析の結果、日向坂46と県、それに26市町村がコラボする企画を行ったことでライブを訪れて県内に2泊以上滞在した人がおよそ67%を占めました。
また、平均2.32市町村を訪問する広域観光の行動がみられ、県全域への観光効果が生まれていることなどを明らかにしました。
(宮崎大学地域資源創成学部土屋有准教授)「ひなたフェスがなければ宮崎に来る理由がなかったという方々がどれだけ多いかということかと思います、宮崎がこれまで取り組んできた観光政策はしっかりされた物があったと思うがその理由作りとしてエンターテインメントのフェスというのが機能しているというのが確認できたと思います」
盛り上がりを見せた「ひなたフェス2024」。
宮崎の地域活性化の新たなモデルとなりそうです。














