シリーズ衆院選・注目の選挙区です。能登半島地震と豪雨の被災地を選挙区とする「石川3区」。与野党の前職2人を中心に、激戦が繰り広げられています。
自民 石川3区 西田昭二候補
「この緊急事態(予備費で)能登半島に集中して予算を執行する。これが一番スピーディな形。人生をかけて、このふるさとのために取り組んでまいりたい」
3期連続で小選挙区での当選を目指すのは、自民党の前職・西田昭二候補です。長年、自民王国と呼ばれる「石川3区」ですが、今回の戦いでは厳しい声を浴びる場面も。
「どんなつらい思いしとると思っとれん。もうちょっと一生懸命、みんなをかわいがってほしい」
自民 石川3区 西田昭二候補
「もう地震の時からそう、厳しい声は当然なんです。どこにもぶつけることができない気持ち、それも含めて私ども政治家は受け止めなければならない」
被災者が抱える怒りや悲しみを一身に背負って、議席の死守を誓います。
立憲 石川3区 近藤和也候補
「選挙区で勝たなければ、能登は手を抜いても、また災害あっても、もう国政の都合で置き去りにして選挙やっていいんだと。さすがにもう能登をだら(ばか)にするなと」
悲願となる小選挙区での議席獲得を狙うのは、立憲民主党の前職・近藤和也候補。復興の最中で衆議院選挙に踏み切った自民党に対し、怒りを露わにしていましたが…。
立憲 石川3区 近藤和也候補
「住み心地はどうですか」
「いいわいね。珠洲から(避難して)来た。何とか居れるようにお願いします」
選挙戦では、被災者からの指摘を受けて、笑顔を意識しているといいます。
立憲 石川3区 近藤和也候補
「厳しそうな悲しそうな顔をしていると、『近藤さんはそういうの似合わない』『みんなを元気にするためにも笑顔でいてね』と、皆さまに言われるので。暗い気持ちにさせちゃいけないなと」
共産 石川3区 南章治候補
「恐怖で何とか山まで逃げたら、今度は土砂崩れ、もうあの気持ちは何とも言えない、本当に恐ろしい災害ですね」
共産党の新人・南章治候補は能登豪雨が発生した先月21日、土砂崩れにより立往生。およそ11時間にわたり車の中に取り残され、複合災害の恐怖を身を持って体感しました。
共産 石川3区 南章治候補
「(復興には)兆の単位のお金がかかるんだから、それなりに構えてやらないと、今の災害は小手先ではだめ」
「選挙どころではない」。二重被災した能登で、幾度となく聞かれる言葉です。
有権者
「家も全壊で、納屋も全壊で、機械も全部埋まっているけど。一生懸命、頑張ってもらいたいので、(期日前に)投票した」
被災地の声なき声を国に届ける責務。能登に生きる人たちは誰に一票を託すのでしょうか。
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