治療をする気持ちが、治る道に連れてゆく…

いまは、いっしょに日本で暮らし病院の付き添いや家事の手伝いなどアンナさんの闘病生活を支えています。

そんな中でも、明るく自分らしくいられるようにとウィッグにカラーやカットをしてもらいファッションを楽しんでいます。

タレント 梅宮アンナさん
「現実から目を背けてはいけないっていうのと、やっぱり向き合わなきゃいけないんですよね自分にも」「先生、私治療しなかったら死ぬのと聞いたこともある。それはわからないって。神様しかわからないって。でも、治療をするっていう気持ちが、治る道に連れて行くんだよって言われて。なるほどな~」

闘病中もテレビ出演やSNSなどで自身の気持ちや闘病生活を包み隠さず伝え続けてきました。がんと共に生きる人たちに元気を与えたいと話します。

タレント 梅宮アンナさん
「誰かのためになりたいってすごい思っていて。人に勇気を与えたりとか希望を与えたりとか。そっかそっか、がんでもこんなふうに、なんか明るくできるんだ、がんでもお仕事もできるんだっていうのも見せたかったし」

タレント 梅宮アンナさん
「日本のスタイルとしては、結構自分ががんですっていうことを言えない社会になっていて、言ったら生活が変わったり、言ったことに対して相手の態度が変わったりとか、それが実際やっぱあるんですよね。私は実際自分ががんになったときにそれを初めて知って、それは良くないなって思っていて、ちょっと私がどこまでやれるかわからないけども、そういう社会を、ちょっといいふうにしていきたいなと思ってまして」

アンナさんは来月、右乳房の全摘出手術を行う予定です。

全摘出に対して迷いは一切なく、乳房再建も行わない予定です。「自分ががんになったことには意味があると」と話すアンナさん。今後も自分の言葉で、ありのままの闘病生活を発信し続けます。