規格外となるポンカンを有効活用し、「フードロス」の削減につなげようと、大手飲料メーカーが、"缶チューハイの新商品"を開発しました。

22日に発売された「キリン氷結® mottainai ぽんかん」。爽やかな香りと、甘くてジューシーな味わいが特徴です。
キリンビールでは、規格外となる果実を商品に使用することでフードロス削減を目指すプロジェクトを進めていて、第2弾として「高知県産のポンカン」が採用されました。

高知県安芸市井ノ口の農園です。ポンカンの収穫は12月から最盛期を迎えるため、今はまだ実が小さく青い状態です。

「収穫時期に暖かい雨が降ると、実に障害が出てしまう」といい、2023年は「2トン」、2022年は「3トン」が、"規格外"となりました。
(千光寺農園 千光寺尚史さん)
「果皮障害、へこんだり茶色くなったりする。僕らにとってはこれがおいしくなった証拠って思ってる時もあるので非常に残念ですね。熟した時に出やすい症状ですので。規格外品にならないように少し早めに収穫したりして工夫はしています」
JA高知県安芸地区果樹部では、東洋町・室戸市をはじめ50人の農家がポンカンを栽培していて、今回の取り組みに期待を寄せています。

(千光寺農園 千光寺尚史さん)
「僕たちの栽培したポンカンが、まさかキリンの氷結にというのはほんとに驚きました。最初、缶を開けていただいた時に香る香りをまず味わっていただいてお酒自体は非常に飲みやすくなってますので、ぜひ僕たちのポンカンを楽しんでいただければと思います」
このプロジェクトの第1弾となった、神奈川県産の「浜なし」は、およそ3万4000個分のフードロス削減が実現したということです。「キリン氷結® mottainai ぽんかん」は、期間限定で販売され、ポンカンおよそ20万個分のフードロス削減を目指すとしています。














