仙台市中心部ではこの時期夕日がビルの谷間に沈む美しい光景が見られ多くの人を魅了しています。イギリスの世界遺産「ストーンヘンジ」の名にちなみ「センダイヘンジ」と呼んで楽しむ動きが広がっています。
南真央記者:
「午後4時20分を過ぎました。JR仙台駅西口のペデストリアンデッキにはカメラを構えた大勢の人たちが集まっています。お目当ては、ちょうどビルとビルの間に沈む夕日です」

20日午後4時半前仙台市中心部を東西に伸びる南町通のビルの谷間に夕日が沈んでいく様子を捉えた映像です。2月と10月の限られた時期だけ南町通やマーブルロードおおまちなどで見られるこの光景は「センダイヘンジ」と呼ばれています。仙台駅西口のペデストリアンデッキでは大勢の人が足を止め幻想的な光景をスマホなどで撮影していました。
写真を撮った人:
「(Q魅力は?)非現実的なところですかね。日常の風景なんですけど、写真を通すとちょっとドラマチックになるんで」
「季節が限定されるところがレア感あって皆さん来るんじゃないかなと思う。観光や街を楽しむ魅力の1つになればいいなと思う」
「センダイヘンジ」という名前の由来は、イギリスの世界遺産「ストーンヘンジ」。毎年6月の夏至の日に石の間から朝日が昇り大勢の観光客が訪れます。20日はすっきり晴れ仙台市天文台のスタッフも撮影に訪れていました。

仙台市天文台 細谷直斗さん:
「雲一つないと言っていいくらい綺麗に晴れてくれて予想通りのセンダイヘンジをしっかりと撮ることができた。仙台は碁盤の目状に道路ができていて、西側に真っすぐ道路が伸びているので、その特徴があるからセンダイヘンジが見られることになっているので、仙台だからこそのものだと思います」
仙台市天文台によりますとセンダイヘンジは、南町通では10月26日頃まで見ることができるということです。