10月20日(日)ゲーム2 サンロッカーズ渋谷 vs. 広島ドラゴンフライズ

切り替えたい広島ドラゴンフライズは一転、別のチームかのようなハードなディフェンスが炸裂。開始早々、ダブルチームでボールを奪うと、山崎稜 が速攻を決め、好スタートを切ります。

この日、積極的に攻めたという 中村拓人 が躍動します。バックサイドまで一気に切り込み、レイバックシュートでリードを広げます。

ロバーツ・ケインは3ポイントを決めて、今シーズン初めて2けた得点をリードする展開。さらに中村がホーキンソンをターンでかわしながら華麗なレイアップを決めます。

後半に入っても中村が超深い位置からのディープ3を決めて、16得点を挙げる活躍。その後もメイヨが2本目の3ポイントを決めるなど、最大22点差をつけ、試合を有利に進めます。

しかし、“鬼門” の第4クォーター。一気に点差を詰められ、残り18秒で3点差まで追い詰められます。 ここからなんとかファウルゲームを制し、ようやく連敗を止め、朝山ヘッドコーチ、リーグ戦初勝利となりました。(SR渋谷 69-74 広島)

広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 ヘッドコーチ
「ゲームの初めからしっかりディフェンスをやって、1試合通してやることができたと思っています。もちろん、まだまだ課題はあるんですけども、きょうは非常に勝ててよかったんじゃないかなと、そういうふうに思っています」

― エバンスの復帰でようやく初勝利を挙げた広島ドラゴンフライズ。朝山ヘッドコーチもついに初勝利、これからが本番です。今週はあさって23日、今シーズン唯一の広島グリーンアリーナでの開催で茨城ロボッツを迎えます。さらに週末にはアウェイで西地区のライバル・琉球と対戦するハード日程が続きます。