福島県で行われている秋の高校野球東北大会は18日、勝てば2025年春のセンバツ出場が濃厚となる準決勝で、花巻東が青森山田と対戦しましたが、1人目のバッターの場面で雨による継続試合となりました。

2022年以来の春のセンバツ出場を目指す岩手第2代表の花巻東。準決勝の相手となった青森山田は、青森第1代表の強豪です。
18日の準決勝は、花巻東の先攻で試合が始まりましたが直後に雨が強まり、1人目のバッターのカウントが2ボール2ストライクとなった場面で中断されます。その後、およそ30分間中断が続きましたが試合は継続試合となることが決まりました。

(花巻東高校 中村耕太朗主将)
「とにかく集中力を切らしたら負けだと思うので、次の一戦が本当に一番大切な試合になってくるので、チーム全員で勝つ気でやっていきます」

2025年春のセンバツの東北地区の出場枠は「3」で、この大会で決勝に進出すれば出場が濃厚となります。継続試合となった準決勝は、19日午前10時に再開予定で、勝者は20日、すでに決勝進出を決めている福島第1代表の聖光学院と対戦します。