1月に101歳でその生涯を閉じた染色家・柚木沙弥郎の創作活動を振り返る展示会が19日、盛岡市で始まります。

この展示会は岩手県立美術館を会場に、東京出身の染色家・柚木沙弥郎の作品やスケッチなど、合わせて200点余りを集めて開かれるものです。
柚木は、伝統的な技法を使った大型の布や着物などの染色の他、絵本の表紙や立体作品などの創作にも取り組みました。
盛岡市の民芸店・光原社から絵はがきの制作を依頼されたことをきっかけに、岩手ゆかりの作品も数多く残しています。

「ハレの日のモリーオ」と題した絵画には、チャグチャグ馬コなど岩手ならではの風景が描かれています。

企画展「柚木沙弥郎永遠のいま」は19日から開催されます。