開催まであと半年と迫った瀬戸内国際芸術祭2025の企画の概要が発表されました。会期は来年4月18日から11月9日まで、春・夏・秋にわけたあわせて107日間です。
きょう(17日)開かれた実行委員会の総会で、5回目の開催となる来年の瀬戸芸の概要が発表されました。今回は、21の国と地域から62組の作家やプロジェクトが、瀬戸内の島々と沿岸部、17のエリアで作品を展開します。
夏会期には新たに3つの市町が参加しさぬき市で平賀源内の「発明」にちなんだアート作品を計画中。東かがわ市では手袋産業と深く関わる作品を展示する予定です。
グラフィックデザイナー原研哉さんが手がけるメインビジュアルも公開されました。

(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター 北川フラムさん)
「いままで以上に、この3年間、いろんなアーティストを勉強しました。相当それぞれの場所でアーティストの作品は面白いと思いますね」
また、総会では、大阪・関西万博と同じ時期の開催で予想される混雑対策や、夏の暑さ対策などについても意見が交わされました。
10月24日から特別早割で3800円のオールシーズンパスポートの販売が始まるということです。