来年春に卒業予定の高校生らを対象にした合同企業説明会が仙台で開かれました。
人出不足で、高校生の求人の売り手市場が続く中、各企業は、仕事のやりがいを「体験」も交えて紹介しました。

合同企業説明会には、県内に事業所を置く建設業や介護職など24の企業が出展し、高校生およそ130人が訪れました。生徒たちに業務内容や、やりがいをより身近に知ってもらおうと「体験」を交えて説明する企業も。

介護福祉施設のブースでは生徒が車いすに乗り高齢者との接し方などを学んでいました。

参加した高校生:
「母も介護職をしていて話は聞いていたので、お母さんこんな風にやっていたんだなと(Q 興味は湧いた?)湧きました」
「飲食とサービス業とエレベーターの業種を見た。全部おもしろいが決めかねている、難しい」

主催者によりますと、高校生の求人倍率は、全国的な人手不足を背景にバブル期を上回る過去最高水準だということです。

説明会を主催「ジンジブ」近藤海里部長:
「入社後にミスマッチが生まれないよう(企業には)大変なところも伝えてもらいたい。同じように高校生に関しても入社後のイメージを高められるようにしてもらいたい」

説明会には、高校1、2年生も参加し今後の就職活動の参考にしていました。