村内にスーパーマーケットがない青森県西目屋村が、村民を対象に弘前市内での買い物を支援するタクシーの運行を始めました。
西目屋村の「買い物支援タクシー」は、買い物弱者対策や村民の外出機会を増やそうと、弘前市内のタクシー会社の協力で今回初めて運行します。

16日は定員を上回る13人が訪れたため、急きょ、役場のワゴン車も使用しました。
約20分かけて、弘前市相馬地区のスーパーに到着すると、利用者たちが設定された1時間の買い物を楽しみました。

利用者は
Q.利用してどうですか?
「いいですね。いい買い物ができました」
「良かったです。すごく。これからもお願いしたい(月に)2回でも」
西目屋村から弘前市へ路線バスを利用した場合、片道1時間以上かかることや料金面などが村民にとって少なからず負担となっていますが、買い物支援タクシーは毎月第3水曜日の運行で、村民は予約なしで無料で利用できます。

西目屋村 桑田豊昭 村長
「村民のニーズがあれば月1回を、月2回・3回と変えていきたいと思う」
村では、運行回数を重ねながら村民の使い勝手の向上を図っていきたいとしています。