国産の新型ワクチン「レプリコンワクチン」を巡る波紋も

そして、今回の定期接種ではウイルスの遺伝情報、メッセンジャーRNAそのものが体内で増殖する「レプリコン」という国産の新型ワクチンも使われますが、これは危険だという説がネットを中心に広まっています。

(日本看護倫理学会の緊急声明)
「自己増幅型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)の安全性および倫理性に関する懸念を表明します」
医療や教育関係者などでつくる日本看護倫理学会も接種を見直すよう声明を出し、これに対し製造元の国内製薬メーカーが法的措置を取ると発表、波紋も広がっています。

(患者の会 曽我奈緒美さん)
「1回目の接種後にギランバレー症候群を発症し、体を起こすことも起き上がることもできない状態まで陥りました」
こうした中、ワクチン接種後に起きた下半身付随や全身の脱力感など様々な症状に苦しむ患者の会は、国に原因究明を求める署名活動を始めました。