中高生が自己理解を深めながら1冊の本をつくるワークショップが高知市で開かれました。参加した中高生は将来に向けて自分の強みを発見することができたようです。

ワークショップは自分を理解するとともに、自分の強みを将来の進路やキャリアデザインに生かしてもらおうと、高知市の建設会社ミタニ建設工業が開きました。

14日は中高生6人が参加。まずは50枚のカードの中から自分の強みだと感じるもの。また将来身につけたい、理想の特性を選びます。他のメンバーからもカードを受け取ることで、他者から見た自分の強みを知ることができ、自己理解がより深まるといいます。そして好きなものを書き出し整理したあと、自分の強みや目標、キャッチコピーを決め、「自分トキメクBOOK」を完成させていました。

(参加した高校生)
「言葉に表して絵に表してっていうのはすごく大切なことだと思ったし、思っている以上に難しいこといい方法だと思ったので、定期的にやっていきたいと思いました」

(ミタニ建設工業株式会社地域創生事業部 小崎百葉さん)
「悩みながらも最後まで考え遂げてくれて将来に向けて、やりたいことが『ちょっと見つかってきた』という、そんなうれしい言葉をいただけたので良かったなと思います」

主催者は今後も積極的に生涯学習の場を設けていきたいとしています。