青森県内はこの所、朝晩の寒暖差が大きくなってきました。こうした中、青森市のアイススケート場でリンクの製氷作業が始まっています。

倉島彩能 記者
「製氷作業が始まりました。あたり一面、平らな氷ができるように作業員たちは霧状の水を使って均等にまいていきます」

青森市の盛運輸アリーナでは、14日から24時間体制で「ホッケーリンク」と「スピードリンク」の製氷作業が行われています。

リンクの下には、マイナス13℃に設定された冷却設備があるため、リンクの表面に水を撒くことで少しずつ氷の層が作られていきます。

作業員2人一組で30分の散水を行ない、その水分が氷になるまで待つ作業をくり返しますが、1回の作業でできる氷の厚さは約1ミリ。目標の5センチになるまで根気のいる作業が続きます。

県営スケート場管理事務所 石戸谷浩文さん
「(製氷作業は)例年通り順調に進んでいます。一般の人も競技者もみんなに楽しく滑っていただきたい」

盛運輸アリーナのアイススケートリンクは10月19日にオープンし、2025年3月下旬までの期間、大勢の来場者でにぎわいます。