スイスの会社が運航するクルーズ船が宮崎県日南市の油津港に寄港し、乗客らが飫肥の城下町など県内の観光地をめぐりました。

15日朝、日南市の油津港に寄港したのは全長およそ315メートルの大型クルーズ船「MSCベリッシマ」で、油津港への寄港は今回で3回目となります。

東京を出発し、10日間で沖縄や台湾をめぐる今回のツアーにはおよそ3800人が参加し、乗客らはバスなどに乗り換えて、日南市や串間市などの観光地へと出かけました。

(乗客)
「宮崎神宮と青島(に行く)。ゆっくり飲んで楽しい旅にしたい」
「鵜戸神宮とかきょうは楽しく前回(2年前)と同じく回りたい」

このうち、クルーズ船の寄港に合わせて観光客の受け入れ態勢を強化した日南市飫肥では、乗客らが飫肥城の大手門を回ったり、秋の城下町で人力車を楽しんだりしました。

(乗客)
「こんなにいい案内をしてもらったのは初めて。飫肥最高!」

「MSCベリッシマ」は午後4時に油津港を出港し、次の目的地の沖縄県那覇市へ向かったということです。